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ふと思ったことのメモ。

《いつもおまえがいるから 夢を思い出す》

この文から導き出される帰結として、《夢》は《おまえ》と不可分である。

これは仮にキャラクターや物語の背景を排しても、この一文の言語的構造のみによって成立する純粋な論理。
夢を思い出すのはいつも、おまえがいるから。おまえがいないときは、夢を思い出さない。つまり、おまえの存在が夢の想起の条件である。

であれば、《いつもおまえがいるから 夢を思い出す》は、「いつもおまえがいるから おまえを思い出す」という循環的構造を含んでいることになる。

夢はおまえなしには想起されないものであり、おまえと夢は不可分に結びついている。
不可分に結びついたものを「思い出す」とき、思い出されているのは夢であると同時におまえである。

しかもこの文には《いつも》がある。たまたまではなく、常に。この恒常性は、おまえと夢の結びつきが偶然的なものではなく構造的なものであることを示している。

また、「おまえがいるからおまえを思い出す」が循環であるということは、この文に外部がないということ。おまえの存在が喚起するのはおまえであり、おまえ以外のものに開かれていない。夢という語が一見外部への開きを持っているように見えて、実際にはおまえに収束する。閉じた円環。

語り手はこの円環の中にいる。しかしこの円環の閉じ方が、見えていない。なぜなら語り手の主観においてこれは《夢を思い出す》経験であり、「おまえを思い出す」経験としては知覚されていないから。《夢》という語が、円環の閉じた構造を語り手自身から隠している。


…だから何か、というのは後で考える。
なお、これはキャラクター論ではなく、あくまでもこの「文」のみから導出される論理の記述。


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